草抜きをしていたら、ちくっと指先に痛みが走った。
軍手をはめていたのですが、ピラカンサとかいう、刺のある小さな木が生えていたので、刺に注意しながら抜こうとしたのです。
ピラカンサは、それほど大きくなってはいませんでしたけど、その辺のペンペン草と違って、簡単には抜けません。
そこで、刺に注意しながら、ピラカンサの根本に手を伸ばし、ピラカンサの幹を折って、ピラカンサを庭から取り除いたのです。
その時、チクリと指先に痛みが走ったのです。
草抜きを終わって、軍手を外した時、なんだか指先が痛い。
よく見ると、痛く感じる右手の人差し指の先に、なんだか黒い点が見えます。
そうです、何かの刺が指先に刺さっていたんです。
写真はちょっとピンぼけですね。
右手の指先だから、何をやるにも不自由です。
毛抜で抜こうとしても、なかなかうまく行きません。
利き手の反対で抜こうとするんですから、そりゃあ難しいですよね。
人差し指ですから、パソコンのキーボードを打つとき、時々、チクリとします。
コップを持ったり、箸を持つときも、注意をしていても、右手の人差指ですから、どうしても力が入ってしまいます。
毛抜でうまくいかない時は、裁縫針。
裁縫針で、刺を書きだそうとするのですが、指先が痛いだけで、一向に刺が出てくる気配はありません。
「この刺はこのまま私の体の深く奥底へめり込んでいくのだろうか」と想像したら、ちょっと怖い気がしたので、意を決して刺を抜くことにしました。
刺は皮膚の中に入ってしまっています。ですから、先の尖った毛抜で、刺のあたりの皮膚を少しずづ引っ張って、皮膚をちぎります。痛いですが我慢です。
何度も刺のまわりの皮膚を引っ張っていたら、ようやく小さな黒い刺が出てきました。
その小さな刺のせいで、一日痛い思いをしました。今もまだ痛いですけど。
でも安心。明日からは普段通りの生活ですね。